日本文化促進事業の取り組みについて

有限会社フロンタルが行う、日本文化を促進するための活動をご紹介します。
    
日本縦書き文化保全活動


「縦書き」(上から下に書かれた文字列の文章、漢字使用圏に多く見られる)は絵巻物や、源氏物語以前より続く確かな日本の国語文化です。

有限会社フロンタルは、日本語の文章は、文芸の範囲であれば、発表媒体を問わず、縦書きで出版発表します。

そして、日本の美しき良き、縦書き文化を維持発展させてゆくことをここに誓います。

谷崎純一郎の「細雪」や泉鏡花の文章など縦書きで書かれたものを眺めるだけで、そこには、確かな美が存在します。文芸の基本は美であり感動です。

より、気品のある美を提供するために、縦書きは日本語にもっとも適した様式だと考えます。わが、フロンタルから、できる限り、芸のある縦書き文章を送り出せるよう努力したいと思います。

(注)仕様として、横書きが規定のものに関しては、別途PDFファイル等で縦書きバージョンの添付で対応したいと思います。

    
常用漢字外の漢字を解放する活動



常用漢字とは、文部科学省の定めた、日常で使う漢字の一覧のことです。2136字/4388音訓からなります。

しかし、この数は、日本の漢字の全体数から言えば、圧倒的に少ない数です。もともと常用漢字のルーツは先の大戦で、戦勝国アメリカを中心とした、GHQ(ジェネラル・ヘッド・クォーター、連合国総司令部)による、漢字の使用を制限し、その代わりに子どもたちにローマ字を教えるという政策が、後に響いて、現在の横文字偏重、漢字軽視の世相と相成りました。

わがフロンタルは国語力こそ、これからを支える若者の根源的基礎学力と信じ、そのために、出版発表物には、常用漢字外の漢字も積極的に、使用してまいります。これは、従来のマスコミのあり方にも一石を投じるものです。 ぜひ、ご期待ください。

日本人の成人の語彙力が2万語を切ろうかというなか、新たな漢字の解放、そして、それらの漢字を知る喜びを読者の皆様とともに分かち合いたいと考えております。

 
日本文化輸出活動



フロンタルは出版発表物の英語圏での発表をもって、日本文化の輸出を図りたいと考えています。

1980年代、当時の米国のレーガン大統領は、貿易赤字と財政赤字のいわゆる「双子の赤字」と内需の空洞化に頭を悩ませていました。そのさい、政策として現れたのが、パテント政策(特許政策)です。

特許という、知的財産を輸出する国になり、もう一度、アメリカをよみがえらせようという考えでした。その考えは、多くのICT企業を生み出し、世界有数の企業群、マイクロソフト、アップル、グーグル、フェイスブックなどを生み出しました。

日本でも同じことが言えます。日本語という閉じられた範囲では、いつまでも世界に羽ばたけません。国語力があって初めてできることですが、外国語に日本語の文化を移植し、発表することは、今後、出版人の使命といえます。

幸いなことに、現在、アマゾンのキンドル、グーグルのプレイブックスなど世界に向けて発信できる電子書籍販売スタンドが複数あります。これらの場所を利用して、弊社の出版物の英訳版を出版することで、日本発の日本文化の輸出に寄与したいと考えています。